原状回復工事を分離発注してみた

所有している区分マンションに退去が発生したのですが、原状回復工事を初めて分離発注で行ってみました。

ここで言う分離発注とは、オーナー自らが工事項目ごと別々に工事を発注することで、他には管理会社経由で工事発注する一括発注や、オーナー自ら工事部材を購入し作業自体は業者に発注する施主発注というものがあります。

一般的に、かかってくるコストは一括発注>施主発注>分離発注と言われているようです。

 

僕は今まで管理会社経由でのリフォームしか経験が無かったのですが、今回はエアコン交換も実施する必要があるとのことなので、少しでも費用を抑えるために分離発注に挑戦してみることにしました。

まずは管理会社経由で工事見積書を作成してもらいました。

その後、インターネットで探したリフォーム業者2社(それぞれA社、B社とします)へ連絡を取り、それぞれに見積もりを依頼しました。

 

完成した見積書を確認すると、クロス張替等の内装工事費用はA社が最も安く、エアコン交換費用はB社が最も安いという結果になったので、そのままA社とB社に依頼することにしました。

管理会社にはその旨を伝え、工事を実施する部屋の電気と水道を止める手続きを取ります。

手続きは面倒かと思いきや、電話一本で済みました。

 

工事の流れとしては、内装工事→エアコン交換→ルームクリーニングをして完了となります。

内装工事にあたり、A社からアクセントクロスの取り入れを提案されたのですが、特に追加費用はかからないということでお願いしました。

その他にも、流行りのフロアタイルについても教えて頂きました。

そして全ての工事完了後、エアコン交換を実施して頂いたB社の方と現地で動作確認をしました。

 

現地にて設備に問題ないことが確認できたので、これにて今回の原状回復工事は全て完了となりました。

あとは一時的に使用していた電気と水道の利用停止手続きですが、管理会社に確認すると繁忙期なので電気は止めないで下さいと言われました。

次回記事では、今回の工事にかかった費用と、分離発注を実施してみて感じた点について書いてみたいと思います。