原状回復工事を分離発注してみた 費用とメリット、デメリット

 

前回の記事では、退去が発生した区分1Rマンションの原状回復工事を初めて分離発注してみた話を書きました。

 

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本記事では、下記について書いてみたいと思います。

  • 元々管理会社より掲示された見積書と、分離発注をして算出された見積書でどのくらい金額に差があったのか
  • 分離発注をしてみて感じたメリット、デメリット

 

 

管理会社経由で掲示された見積費用と、分離発注をした見積費用の差

管理会社経由で掲示された見積費用(一括発注)

    内装工事:166,947

エアコン交換工事:107,250

       計:274,197(税込み)

 

分離発注の見積費用

  内装工事(業者A):163,322

エアコン工事(業者B):  99,880

           計:258,692(税込み)

 

結果的には、分離発注の方が15,505円安くなりました。

ちなみに今回退去された方は、少なくとも6年以上の長期間住んでいたので、室内全体的に工事が必要となったため費用が高額となっています。

 

分離発注をしてみて感じたメリット、デメリット

メリット

一番のメリットとしては、上記のように一括発注よりも工事費用を抑えることができた点です。

リフォーム業者さんと繋がることができ、色々と為になるお話を聞くことができたし、アクセントクロスを取り入れることができたのも良かったです。

また、自分で工事手配することで全体の流れを掴むことができました。

 

デメリット

この部屋の退去は昨年12月末で、原状回復工事が全て完了し現地確認したのが2月半ばだったので約1ヶ月半かかっています。

ちょうど繁忙期と重なったという部分もありますが、一括発注であれば恐らく数週間で終わっているでしょう。

事前に掴んでいた通り、やはり分離発注をすると時間がかかりますね。

また、上記で全体の流れを掴むことができたと書きましたが、複数の業者さんとやり取りをしてスケジューリングまでこなすのは結構大変だと感じました。

 

結論:原状回復工事において分離発注はするべき?

今回経験してみての、私桃太郎の結論としては、、「一度はやってみるべき」だと思います。

特に不動産投資を始めて間もない方にとっては、得るものが多いと思います。

ただし、どうしても時間がかかってしまい、その分次の入居募集に影響があるという点も否めないので、時間や金銭的に余裕がある方向けかなと思いました。